職業訓練のWebコースに興味はあるけれど、
「本当にスキルが身につくの?」と不安に感じている人も多いと思います。
特に40代など未経験からの転職を考えている場合、
数か月の訓練で仕事につながるスキルが身につくのかは気になるところです。
私自身、実際にWeb系の職業訓練を受講しましたが、
正直に言うと「思っていたものとは少し違う」と感じた部分もありました。
この記事では、40代未経験で実際に職業訓練を受けた立場から
・どんなWebスキルを学べるのか
・本当に仕事に使えるレベルになるのか
・通って感じたリアル
をまとめていきます。
私が受講したコースは、
WebマーケティングとWebデザインの両方を学べるコースでした。
マーケティングに関しては、
など、基本的なマーケティングの考え方を学びました。
Webマーケティングの技術というよりは、
「マーケティングとはどういうものか」という視点を学ぶ内容だったと思います。
一方、Webデザインの授業では
などを学びました。
また、私は受講したことはありませんが、他にも興味のあったオンライン講習には
など様々なコースが用意されていました。
私の場合は、以前から
「自分でイラストを描けるようになりたい」と思っていたこともあり、
Webデザインに興味を持ってこのコースを選びました。
なお、Web関連だけでなく、簿記などの資格系コースもあったことは驚きました。
後でも触れますが、内容としては
本当に0→1の基本部分という印象でした。
「Webマーケティングとはこういう世界ですよ」
「Webデザインではこういうツールを使いますよ」
という、入口の知識が中心です。
ただ、どの業界でもそうですが、
0から1の部分が一番大変ではないでしょうか。
そういう意味では、初心者にとっては
Webの世界を知るきっかけとして十分価値はあると思います。
そこから本気で取り組む人であれば、
自分でスキルアップしていくことは十分可能だと感じました。
特に、独学で始めようとしても
最初は
「何を勉強すればいいのか」
が分からないことが多いと思います。
その点、職業訓練では
Webの世界の全体像を知ることができるので、
学ぶ方向性を考える材料にはなりました。
一方で、正直に言うと
内容はかなり基礎レベルだと感じました。
例えばIllustratorやPhotoshopなどは
名前は聞いたことがあっても実際に触る機会はなかなかありません。
そういう意味では良い経験になりましたが、
実務レベルで使えるかと言われると
やはり自分で練習を積む必要があります。
また、講師の方から
「ポートフォリオには本当に自信のある作品だけ載せるように」
というアドバイスもありました。
これは、実際の現場では
作品の質がかなり重視されるという意味だと思います。
正直に言うと、
40代のWeb転職はやはり簡単ではないと感じました。
ポートフォリオ次第では
1社や2社くらいはチャンスがありそうな感触もありましたが、
中途半端なポートフォリオでは
なかなか戦力として見てもらえないのが現実なのだと感じました。
実際、応募するとほとんどの場合
ポートフォリオの提出を求められました。
そのため、時間に余裕がある人は
職業訓練の期間中に自分でも積極的に勉強して、
アピールできるポートフォリオを作ること
がとても重要だと思います。
また、職業訓練の教材は
2年くらい前の内容が使われていたこともあり、
UIが現在のものと違う場合もありました。
そのため、
などを学べるかというと、
そこまでは難しいと感じました。
とはいえ、それも当然かもしれません。
実際の現場で使われている
いわば「秘伝のタレ」のようなノウハウを
簡単に公開することはなかなかないからです。
職業訓練のWebコースは、
それだけで転職できる魔法の学校ではありませんでした。
ですが、
という意味では、
未経験者にとって良いきっかけになる制度だと感じました。
本気でWebの仕事を目指すのであれば、
職業訓練をスタート地点として
その後も自分で学び続けることが大切だと思います。
もし「Webの仕事に少し興味がある」という段階であれば、
職業訓練は最初の一歩として検討してみる価値はある制度だと思います。